前回は、キアンティ クラッシコのお話しが、すこし難しかったので、今日は、軽くコーヒーブレイクにしましょうか。
音楽を聴くことは、私にとって大切な『感性を表現する』 勉強のひとつでもあります。
先日、久しぶりにクラシックを聴きに、東京フィルの定期演奏会:オーチャードホールに行ってきました。
演目は、指揮:チョン・ミョンフン シューベルト『未完成』と『ザ・グレード』でした。
今回の演奏は、天才コンダクター:チョン・ミュンフン氏によるもので、その表現力は圧倒的で、素晴らしかったのはいうまでもありません。
皆さんもご存知の『未完成』は、私も大好きな曲です。
中学校時代、私はフォークバンド『クリームパフェ』を組んでいたのですが、そのメンバーの一人、親友KATUとのその頃の、ひとこまをお話ししますね。
彼は、小学校の頃より楽器には堪能で、あるオーケストラに所属しており、ホルンを吹いておりました。
彼が、「こんど、オケの発表会があるんだ。『未完成』を演奏するんだけど、ホルンでとても大事な出番が僕にあるんだ。
曲の最初は、もの悲しい弦楽器のアルペジオ。そのあとクラリネットとオーボエのユニゾン。その後にホルンの大事なヤマ場が。」って。
彼は嬉しそうに、メロディを歌いながら、教えてくれました。私は真っ先に家へ帰って、レコードをひっぱりだして、『未完成』を何度も何度も繰り返し聞きました。
そのときより、私は、『未完成』への思いが より深まり、とても大好きになりました。
皆さんもお友達に教えてもらったおかげで、大好きになったものが、いくつかあるのではないでしょうか。
私も、そういう出逢いみたいなものを、とても大切にしたいと思っています。皆さんの好きになったもの、音楽でも他なんでも、よかったら教えてくださいね。
作曲家は、あらかじめ頭の中に出来上がった『創造(楽曲)』を五線譜の上に表現してゆきます。
私の創るコーヒーブレンドもジャンルやスケールの違いは、もちろんありますし、偉大な作曲家の方々とは、比較にもなりませんが、基本は共通しています。
私のg-caffeブレンドを創るときも、出来上がったコーヒーブレンドを、今まさに味わっているかのように、あらかじめ頭の中で想像しながら、創造してゆきます。
どうやって、g-caffeのブレンドは創られてゆくかは、後日、コーヒーのテイスティングノートとして、またゆっくりお伝えいたしますね。
gino
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